LISTENING JOURNAL

QUAD 12L2 12L 21L 22L 試聴比較

· スピーカー · audioman

過去のブログから移した記事です。製品・価格・販売状況などの記述は元記事掲載当時のものです。

QUAD 12L2が入荷初日という事で早速試聴。
比較するのは最後の展示機12Lと21L・22L
ただ残念な事におろしたて12L2のエージングがまだ済んでいない状態なので、あくまで参考程度に。
トールボーイタイプは最初からそこそこ鳴るが、11L及び12Lは使い込むと鳴りっぷりが俄然異なってくるのを知っているので、時期尚早ではあるがあえてレビューしたい。

12L2は12Lと比較すると高域を丸めている。
その為、よりしっとりと優しく聴こえる。
メリハリ感が減退して細やかになり、初代Lシリーズのブックシェルフタイプのきつくなるかも知れないギリギリの濃厚さで、恍惚感を得る僅かな隙間を突いてくる姿勢が薄れた。
エージングがまだまだなので、響きがほとんど無く若干線が細く聴こえ、こじんまりとした音色しか出ていなかったが、この高音の特徴は変わらないと思う。
音色自体は似ていて、ウェットさは変わらない気がしたが、高域のパワーが薄れた為オールジャンルとは言えなくなった気もしないでもない。
実売の価格差を考えると、質にそこまでの差は無い。
今回はエージングに問題があったので、もう少し時期が経って、真価を発揮した頃に再度レビューしたい。

ついでに21Lと22Lも試聴。
21Lは相変わらず私の良く知っている音色で、バランスの良さもそのままに、低音の量感もあり実在感が増している。
そして、11Lに較べて高域は少しだけ丸くなり、全体としてしっとり優しい密度の濃い音色。。
スケール感も増すが低音がドンドンと鳴るのがまずい環境だと、逆にその点が気になるかも知れない。

続いて、22Lは全体的に21Lよりも音の出に余裕がある。
しかし、3wayになったからか上から下までの繋がりがかなり悪い。
QUADの良さはそのバランスの良さであったのに、これでは純粋に11Lや12Lの上級機という訳にはいかないであろう。
22Lだけキャラが若干違う。
もっと繋がりの良い3wayは他に沢山あるので、QUADの音色が好きな方もこの点は気に留めておいて欲しい。

次は是非11L2を聴きたい。