LISTENING JOURNAL

FOSTEX G1300購入

· スピーカー · audioman

過去のブログから移した記事です。製品・価格・販売状況などの記述は元記事掲載当時のものです。

FOSTEX G1300MGの透明感を伴う音色と質感の高さがたいそう好みだったので、FOSTEX G1300と並べて聴き比べられる店はないものかと試聴に向かったのだが、残念なことに、両者を同時に展示している店は見付からなかった。

仕方が無いので、FOSTEX G1300とVienna acoustics SEを並べて試聴。
FOSTEX G1300は解像度が一段上で定位が良く、音像が立体的に表現される為、より実体感に優れるスピーカー。
片や、Vienna acoustics SEは僅かに柔らかい甘さがあり、肌理が細かく音素の繋がりが滑らかな音場を生かすタイプのスピーカー。
クラシックを聴く頻度が高ければ、お勧め。

FOSTEX G1300は抜けの良い澄んだ高域を持つのに、聴き疲れを感じないモニター系の音色が極めて特徴的。
また、気に障らない程度の自然な響きがあるので、アコースティックものや女性ボーカルが美しい。
そして、POPSやROCK、電子音の再生にも優れる。
低音の量感が少ない点は、以前のレビュー通り。
ボリュームを上げても破綻せずますます品位が上がるし、聴き疲れをほとんど感じない為、調子に乗って騒音になる位の大爆音で鳴らしてみると、中域がやや紙っぽいカサカサする感じがした。
もしかすると使用していたアンプ(MARANTZ PM-15S2)の方が音を上げたのかも知れない。

店には未だにFOSTEX G1300のピアノブラック限定50セットモデルが売れ残っていて、通常モデルと差額も無く定価の半額近い販売価格であった。
これ程よく出来たスピーカーが、この値段ならば、他のスピーカーは売り難いだろうなと思ったが、それでも捌けないのを見ると、自分の思う以上にオーディオって人気が無いらしい。
寂しいことだけれども。

その数日後、別の店で展示処分品のFOSTEX G1300がお買い得価格で売られていて、冷やかし半分に更に負けられるか尋ねると、びっくりする程の価格を提示されたので、購入した。

後継モデル:FOSTEX G1300MG