LISTENING JOURNAL
DENON PMA-390RE DCD-755RE
過去のブログから移した記事です。製品・価格・販売状況などの記述は元記事掲載当時のものです。
エントリーモデルばかり売れるからか、モデルチェンジの度に定価が上昇しているデノンのピュアオーディオ入門機種。
価格が上昇したのだから、その分良くなっているだろうという期待を胸に試聴してみた。
DENON PMA-390REとDCD-755REの組み合わせは、これまで同様メリハリを重視した音作りだが、前モデルに比べるとクリアで透明感が増している為、明らかに定位が良くなっている。
また、エントリーモデルだけに音素の少なさや厚みの不足感は変わらないけれど、ボーカルの艶っぽさに実在感があり、同社1500シリーズの持つ音素の浮遊感も僅かに加味された感がある。
好対照のMARANTZ PM5004とCD5004の繊細でかつ透明感のある高域寄りの軽やかな音色も良いが、それに比べるとDENON PMA-390REとDCD-755REは重心が低く音素に濃さがある為、好みの違いはあるけれど1クラス上のグレードを感じさせる。
ROCKやPOPSを楽しく聴けるし、もっと楽しく聴きたいと思わせる何かを持っている。
ピュアオーディオはせめてここから始めて欲しい。
そんなDENONの気概すら感じる納得のモデル。