LISTENING JOURNAL
オーディオレビューの読み方
過去のブログから移した記事です。製品・価格・販売状況などの記述は元記事掲載当時のものです。
いつまでも聴いていたい音色。
いつまでも聴いていられる音色。
いつになっても聴きたくなる音色。
そんな音色を探してきたけれど、飽くまでも自分にとってのものでしか無い。
対峙せずにはいられない身動きすら出来ない程に圧倒される音を良い音色だという人もいるし、音素が混ざり溶け合って浮遊する融解した音色を良い音だという人もいる。
好みは人によって様々であり、自己満足でしか無いのであるのだから、自分のオーディオシステムを通じて得られる音色を「本当に良い音だな~。」と自画自賛できる様になったら、それで良いのである。
でも実は、思いのほか難しいものでもある。
なので、人の書いたレビューを参考にしたりするのだけれど、その人がどんな音色を好んでいるのかが理解出来るまでは、当てにしない方が良いだろう。
そして、書き手がどんな音色を好んでいるかを理解するには、相当数のレビューを書いていないと解らないものであるし、読み手自身もレビューされているオーディオ機器の幾つかについて、自身で試聴していないと判断が付かない。
少なくとも聴いたことが無いオーディオ機器についてレビューする人間の書く事は信用しない方が良い。
なぜなら、聴いた事が無い機器のレビューが書けるのであれば、何だって書けるからである。
その上、仮にAとBの音色や音質の違いが読み取れても、AとBのどちらが良い音かは、自分自身にしか解らない。
だから、本当の所を知りたければ、チャレンジするしか方法が無いのである。
試聴しまくれば、迷いは消えていくし、チャレンジを続けていれば、見えないものが見えてくる。
たとえ正しい認識でなくとも、自分の中に指針が出来るから。
そこまでやってられないと云う方は、自分の好みにあったレビュワーを見付けておく良い。
きっと今よりずっとオーディオが楽しくなる。