LISTENING JOURNAL

Audio Nirvana Super8 Cast Frame(オーディオニルヴァーナ 8インチ フルレンジスピーカーユニット)

· スピーカー · audioman

過去のブログから移した記事です。製品・価格・販売状況などの記述は元記事掲載当時のものです。

クールビューティーなFOSTEX G1300の対極にあるような音色。

高能率(97.3dB:8Ω)で音離れが良く、JBLやALTECに似てドライで厚みがあり色付けが濃い。

サックスやトランペット、シンバル等の金管楽器の再現性に優れるので、JAZZをメインで聴く方におすすめ。

アコースティックギターの鉄弦の音色や乾いたスネアの音色も魅力的。

また、良い意味での粒立ちの粗さを持ち、ギュイーンギュイーンしたエレキギターの音色に実在感がある。

かまぼこ状で中域が充実しており、ボーカル帯が前に出る傾向。

音素の重みに欠けるがその分軽やか。

大音量時に高域が少し暴れ気味。

高解像では無く、ワイドレンジでも無いけれど、「スペックが高い事と音が良い事とは別の話だ。」って言われているような説得力のあるややデフォルメされた音色。

スピーカーユニットが高能率なので、楽器の様な鮮度の高い音が出るのだろう。

確かに高能率のスピーカーでしか出せない音が存在するのが解る。

少し前の時代の味のある音色を現代の性能の良い部品で再現し、さらに練り上げたフルレンジスピーカーユニットで、現代のスピーカーの多くが失くしてしまったものを思い起こさせてくれる。

中域から高域に掛けて、少し癖を感じる部分があるけれど、繋がりが自然でとにかく聴き心地の良い楽しい音色。

ちなみに日本で購入するよりも直接メーカーに発注して個人輸入(送料:80ドル/Fedex)した方が遥かに安く付くし、オーナーのDavidが推奨箱の設計図をメールで送付してくれるので、国内で購入する理由に乏しい。

会社名のCommon Sense Audioと云う名前が皮肉たっぷりで、微笑ましい。

http://www.commonsenseaudio.com/

現在エージング中。

そろそろ音を決めに行くつもり。

追ってレビューしたい。

なお、現代的な洗練されたフルレンジの音色が好みなら、MarkaudioのAlpairシリーズやFOSTEXのFFシリーズが肌に合うと思うので、こちらも是非一度聴いて欲しい。