LISTENING JOURNAL
TECHNICS SL-1200MK3導入
過去のブログから移した記事です。製品・価格・販売状況などの記述は元記事掲載当時のものです。
実家にTECHNICS SL-1200MK3が2台ほど埃を被って捨て置かれているので、1台貰ってきた。
末弟が高校生の時分にDJ用途で中古購入したもので傷だらけ。
カートリッジはSTANTON 500AL2が付いていた。
自分のお気に入りのアーティストのほとんどはLPを出さなかったので、これまでレコードを聴こうとは思わなかったのだけれど、近時はCDとLPが併売される事が増えて、新譜の値段も変わらないので、TECHNICS SL-1200MK3をメンテナンスして使ってみる。
TECHNICS SL-1200MK3はメリハリが強くて、線が太めで男性的な音色。
あまりジャンルを選ばない実直なレコードプレーヤーだと思う。
堅牢さに定評があり、世界中で最も売れたSL-1200シリーズなので、修理出来る人も沢山居て、保守部品も情報も潤沢。
早速SANSUI AU-D907FのPhono端子に繋いだ所、暖色で明るい非常に元気の良い熱い音が出てきた。
S/Nや解像度は低いけれど、滑らかで立体感のある音、倍音の再現に優れる。
一方でROTEL RC-1070のPhono端子に繋ぐと、S/Nが上昇し見通しの良い色付けの少ないクリアな音色となるが、世に言うアナログらしさは減退する。
いずれにしてもボーカルは中央定位するし、音色や音素の立体感に重点を置くなら、LPも悪くない。
レコードの方がCDよりも音が良いと言う人が存在するのも解る。
残念ながら自分の環境ではCDプレーヤーにアドバンテージがあるけれど、高級カートリッジであれば、CDに足りないものを補えるのかも知れない。
余談になるがレコードのチリチリした埃を拾う音って、不思議と耳障りに聴こえないものだと知って驚いた。