LISTENING JOURNAL

DENON POA-3000購入

· アンプ/CDプレーヤー · audioman

過去のブログから移した記事です。製品・価格・販売状況などの記述は元記事掲載当時のものです。

少し前に購入した純A級アンプのPIONEER M-22が非凡な表現力を魅せるので、A級アンプだから優れているのかを確かめたくなって、オーディオショップでのメンテナンス暦があるDENON POA-3000を購入した。

フルレストアしたPIONEER M-22を譲ってくれた方がDENON POA-3000もフルレストアされていたので、故障したら修理に出せばいいやと安易に考えたのもある。

DENON POA-3000のレビューは以下のとおり。

1979年に発売されたDENONの名機。

暖色で優しく、穏やかで有機的な音色。

一聴して音色の温度感がSANSUI AU-D907Fに良く似ていると感じた。

A級アンプらしく音素が細かく、芯を持つのにエッジに柔らか味が有りしなやか。

倍音表現にも優れ、響きが良い。

低域が特徴的で力強さと量感の豊かさが魅力。

中域の密度が高く、高域は少し煌く。

やや音素の境界に曖昧さがあるが、グラデーションが美しい。

PIONEER M-22よりDENON POA-3000の方が音素の拡がりが良好で、S/Nも僅かに高く無音が音になる静けさを持つ。

解像度や表現力はPIONEER M-22の方が上なのは、フルレストアしているからかも。

なお、現代の同グレードのアンプに比べると解像度に劣ると思われる。

PIONEER M-22とは異なる方向性の音だが、このアンプもまた同様に惚れ惚れする音色がする。

やはりA級アンプは音素が細かい上に良質の響きを持っていて、自分の好みに合う。

パワーアンプ直結だとフラット過ぎて表情が乏しくなり面白みが無いので、好みの音色を持つプリアンプを入れた方がこのアンプのバランスの良さ、基本性能の良さが一層映えるだろう。

但し、有信号時の消費電力が730Wで全くエコではない。

長時間使用しているとヒートシンクから暫し「カキン!」と膨張音がする。

ちなみに筐体はDENON POA-3000も相当高温を発するが、PIONEER M-22の方が熱くなる。

それから重量が35kg以上あるので、移動させるのが辛い。