LISTENING JOURNAL

真空管アンプのアドバンテージ

· 真空管アンプ/真空管 · audioman

過去のブログから移した記事です。製品・価格・販売状況などの記述は元記事掲載当時のものです。

低価格帯では、同価格帯のプリメインアンプと比較すると真空管アンプに圧倒的なアドバンテージを感じずにはいられない。

人によっては、出音を聴いてもどちらがトランジスタアンプでどちらが真空管アンプなのかが解らないかも知れない位に、現代のパーツやトランスを使用した現行製品では、両者を区別する隔たりは小さくなっている。

かなり乱暴に言うと、特にEL34やKT88、300Bをプッシュプルで使用している真空管アンプは、その傾向が強い。

どうも古い時代の真空管アンプや現行のLUXMAN CL-38uやCL-88 MQ-88セットの音色の特徴が、一般的な真空管アンプの音色の出音と思われている節があって、真空管アンプの持つ多様な音色を正しく反映していない様に思える。

スピーカーをがっちり掴んでぶん回すような駆動力やほんの僅かなざわつきさえ感じない完全なる無音の闇の表現は、高級トランジスタアンプに敵わないけれど、好みの違いはあれ、低価格で楽器の音がより自然に聴こえるアンプを探すならば、真空管アンプはその選択肢に十分なり得る。