LISTENING JOURNAL

オーディオの本道

· オーディオ雑感 · audioman

過去のブログから移した記事です。製品・価格・販売状況などの記述は元記事掲載当時のものです。

自分の好みにピッタリ合った音色を探し当てるのがオーディオの本道だと考えている。

しかしながら、人間の嗜好にはある程度の幅があるのだから、それは針の穴を通す程のものではなくて、野球で言えばストライクを取る位の難しさではないかと感じる。

自己の嗜好と自分のオーディオシステムの音色が合致して、明確な不満が無くなって思うことは、オーディオシステムの音色に不満があって、ボールを何度も投げ込んでいた頃が一番楽しかったと云う事である。

そして、最も面白いと思う実売10万円前後のオーディオ機器を中心として、かなりのスローペースでオーディオに向き合ってきたつもりだけれど、もっとゆっくりでも良かったんじゃないかと云うこと。

今後、歳を重ねる毎に音色の好みが変わっていって、もう一度やり直すことになってもそれはそれで面白いだろうな。

参考までに、女性ボーカルが映えるクールでかつ温かみの残った音色を探している人におすすめの私の組み合わせ。

FOSTEX G1300

ROTEL RB-1080

ROTEL RC-1070

MARANTZ SA-15S2

スピーカーの存在が消え、ホログラフィックなボーカルが目の前に定位し、サウンドステージが見通せる分離が良く濃度の高い音色。

深い低域は出ないが、濁りの無い透明感を持ち、僅かに色味がある。

また、基本的には明るい音色だが、少しだけ陰りを感じるしっとりとした艶があり、UKの楽曲に向く。

適度なスピード感を持ち、音数も十分で解像力に不満を持つことは無いと思われる。

余談だけど、MARANTZのSACDプレーヤーSA-15S2とROTELのプリアンプRC-1070は相性が良い。

それから、駆動力の高いROTEL RB-1080を組み合わせた時のFOSTEX G1300の女性ボーカルのリアリティは凄いです。

お気に入りの女性アーティストのCDを聴いて、感動する為にこれ以上の高音質が必要なのだろうかと疑問を呈する位に。

聴くたびにFOSTEX G1300が持つ立体的な音像定位の素晴らしさを味わえる所が魅力です。

これまではオーディオシステムに対する不満が更新の主な原動力であったけれど、これからは音への好奇心が更新の原動力になりそうな気配がします。