LISTENING JOURNAL
Pioneer S-X4G入手
過去のブログから移した記事です。製品・価格・販売状況などの記述は元記事掲載当時のものです。
絶滅危惧種の密閉型スピーカーを作ろうと思ったのだが、フルレンジの密閉型は大容量が推奨されるので、二の足を踏んでいる。
メーカー推奨の容量は、例えば16cmフルレンジのDIATONE P-610で約60L、Pioneer PE-16Mで約78Lなので、20cmのAudio Nirvana super 8だと80L以上と思われる。
自分が扱うには大き過ぎる。とても。
そこで小型密閉型のスピーカーを購入して、まず聴いてみる事にした。
Pioneer S-X4Gは、1981年に発売されたコンポ向けのスピーカーらしい。
海外では「baby HPMs」とか「mini HPMs」と呼ばれたりすることがある。
このスピーカーもまた招聘した元JBL副社長のバート・ロカンシーの影響を受けているであろうと思われる鳴りがする。
バート・ロカンシー監修の作としては、和製JBL 4312と言われるPioneer CS-616や米国市場を席巻したPioneer HPM-100などが有名。
Pioneer S-X4Gのレビューは以下のとおり。
乾いていて、歯切れが良く軽快な明るい音色。
鳴りっぷりがすこぶる良く、パワーを入れると一回り大きなスピーカーが鳴っているかの様な錯覚すらする。
色は薄めで爽やかな印象。
中低域の解像度は低めだが、高域は価格の割りに優れている。
奥行き感に乏しく平面的な音場展開。
定位は良好、小型密閉型だけに低域の量感は少ないが、無理をしない分濁りが少ない。
ツィーターのグレードがウーファーよりも高いと感じる。
なお、ツィーターの外観が名機Pioneer S-180Aとそっくりなので、同一か姉妹品なのかも知れない。
ちなみにこのスピーカーは人気が無いので、状態の良いモノでも格安で入手できます。
特別な音はしませんが、乾いた音色が好みなら普通に良いスピーカーだと感じるでしょう。
後日、ウーファーをAudio Nirvana super 8と換装してみたい。