LISTENING JOURNAL

トランス式アッテネーター(Transformer Volume Control)製作

· アンプ/CDプレーヤー · audioman

過去のブログから移した記事です。製品・価格・販売状況などの記述は元記事掲載当時のものです。

FE系アモルファスカットコアを使用した手巻きのトランスを購入して、ずっと気になっていたトランス式アッテネーター(Transformer Volume Control)を自作した。

ただし、アルミシャーシに穴を開ける際にポンチでセンター出しをしていたものの手持ちの電動ドライバーがぶれまくって、設計通りにはいかなかった。

シャーシの穴開けは難しい。

最低限の内部配線(テフロンETFE被覆高純度銀メッキ無酸素銅単線 AWG18使用)だけを施して、試しにプリアンプに替えて接続してみると、極めて高いS/Nに驚く。

トランスなのでアイソレーション効果があるのかノイズレスになる。

※これまでのプリアンプでもノイズを感じることは無かったが、より静かになった。

音素にまとわり付くノイズが消え失せたので、音素の粒立ちが良くなり、細かい音がよく聴こえるし透明感も出る。

不純物が取り除かれて、密度が上がる感じ。

響きのグラデーションもより感じ取れるし、高域が伸びやかで抜けが良く色乗りに優れる。

低音量時に音が滲まないのも魅力。

静かにはなるが、大人しくなる訳では無い。

雑味は減るが、綺麗にまとまる訳でも無い。

個性がある音色でも無く、普通の音なのに常に音素から美しさを感じ取れる。

自作すれば安価にも関わらず劇的な音質向上が見込めるので、パワーアンプへの接続はトランス式アッテネーター(TVC)で終わりにしても良いと思う。

ちなみにトランス製作者に「ファインメットコア」、「アモルファスコア」、「オリエントコア」の音色の違いを尋ねてみたが、「カーボンでのVRに比べ、非常にハイレベルの状況になっておりますので、音質は極端に変わりません。」との回答だった。

作成方法はココを参考にすると良いです。

英語ですが、画像も配線図も掲載されているので、非常に参考になります。

自分はアルミシャーシにタカチ HEN110820Bを使用しました。

想像以上にしっくりきたので、もう一度作り直そうかと迷っていて未だに完成していません。。