LISTENING JOURNAL
PhilipsECG JAN 5654W NOS/USSR 6J1P NOS/AEG 6AK5W NOS/Mullard CV4010 NOS
過去のブログから移した記事です。製品・価格・販売状況などの記述は元記事掲載当時のものです。
6AK5の互換球はNOS(New Old Stock)を手頃な価格で収集できるので、専ら球交換を楽しんでいます。
6AK5音質比較レビューその2
PhilipsECG JAN 5654W
製造年不明
高域が少し埋もれる分、中域がフォーカスされ前に出る為、ボーカル帯が良く聴こえる。
音素の拡がりにやや劣るが、暖かい色が乗り中域の密度感は良好。
構造は異なるが、GE JAN 5654Wに似た傾向がある様に感じる。
GEよりも僅かにざらつきがある。
USSR 6J1P or 6J1P-EV
製造年不明
解像度良好。
音色はやや薄めだが、適度な拡がりを持ち見通しが良く透明感がある。
低域から高域までのバランスに優れ、中庸でいて高音質なので、使い勝手が良い。
しかしながら、発振し易い傾向を持つ。
画像はSiemens 6AK5WロゴのUSSR 6J1P。
ガラス部分に縦溝を持つのが特徴的。
AEG 6AK5W
1991年 Ulm製造
すっきりとした清涼さがあり、寒色系の音色。
瞬発力と押し出し感に優れ、音素の輪郭が明確でエッジが強め。
やや腰高で高域の響きが多いので、五月蝿く感じる人もいると思われる。
前後の奥行き感が良好で、サウンドステージが広い。
ボトムにダイヤマークあり。
Mullard CV4010
1982年 Mitcham製造
code:RXXX(Mullard/Mitcham)
重心を落とした暖色で僅かにまったり感のある音色。
高域の主張は控えめで、中域から低域にかけて、甘さと艶を含んだ妖しい空気を纏う。
USSR 6J1P、AEG 6AK5W、Mullard CV4010は、それぞれのチャームポイントがバランス(6J1P)、高域(AEG)、中低域(Mullard)と三者三様でかつ高音質なのでおすすめですが、アンプを替える程の差異では無いので、悪しからず。