LISTENING JOURNAL
VICTOR XL-Z711購入
過去のブログから移した記事です。製品・価格・販売状況などの記述は元記事掲載当時のものです。
若い頃は色付けの少ない音色を求めていたにもかかわらず、歳を取ったからか太く色付けの濃い音色を欲し始めた。
そして、先日購入したKENWOOD DP-7010とKENWOOD DP-8010に引き続いて、今度はVICTOR XL-Z711を購入。
VICTOR XL-Z711は、ビクターのお家芸K2インターフェースを搭載した1988年発売の名機。
VICTOR XL-Z711の音質は以下のとおり。
程良く艶が乗り、潤いが有り、音が太く暖色の美音。
vividかつクリアな稀有な音色。
一方で、どこか着色を意識させない素朴さ、自然さがある。
低域に重みと量感が有り、重心が低くどっしりとしていて地に足が着いた落ち着きを感じる。
ボーカル帯が極めて緻密かつ非常に濃厚で、音像が前に出てくる。
前後の奥行き感も良好で、背後の細かい音素が潰れない解像力を持っている。
高域は繊細で透明感が有り伸びやか、特に響きの再現性に優れる。
DACが16ビット+2ビット(ディスクリート)の29年前に発売されたCDプレーヤーからこんな次元の違う高品位な音色が出てくることに驚くばかり。
音色が大きく異なるけれど、KENWOOD DP-8010とは格が違うと言える。
ちなみに、MARANTZ SA-15S2をDACにしてデジタルアウトで接続してもアナログ出力の際とほとんど音色が変わらなかった。